2.11集会のご報告

北海道
<旭川>
集会名:信教の自由を守る旭川2・11集会
日時:09年2月11日(水) 18:30〜20:30
会場:日本キリスト教団旭川六条教会
講師:松坂克世さん(日本バプテスト連盟旭川東光キリスト教会牧師)
演題:「いのちを国家に渡すな」〜信教の自由を守る日に
主催:2・11集会実行委員会

<北見>
集会名:紀元節反対。「日の丸」「君が代」強制反対網走管内集会
日時:09年2月11日(水) 13:30〜15:30
会場:北見市民会館小ホール
講師:谷内榮さん(砂川政教分離訴訟原告)
演題:砂川政教分離訴訟の判決と歴史的意義 −紀元節復活反対に関わってー
主催:平和運動フォーラム網走ブロック協議会

<美唄>
集会名:紀元節復活反対美唄集会
日時:2月12日(木)18:00より
会場:日本キリスト教団美唄教会
講師:浦部浩行さん(靖国神社国営化阻止キリスト者グループ事務局長)
演題:「教育が変えられる?」
主催:美唄地区連合、日本キリスト教団美唄教会
<小樽>
集会名:『思想信教の自由を守る日』集会
日時:2月11日(水)13:00〜15:00
会場:日本キリスト教団小樽公園通教会
講師:安部一徳さん(日本キリスト教団北海道教区靖国神社問題特別委員会委員長)
主題:『なぜ教会が靖国神社問題に取り組むのか−日本基督教団の罪責の問題として−』
主催:日本基督教団北海教区後志地区社会委員会

<江別>
集会名:―憲法9条・今こそ旬―2・11江別平和集会
日  時:2月11日(水)13:00会場、13:30開演
会  場:江別市野幌公民館(2F5号室) 江別市野幌町13−6
講  師:井上昌保さん(元酪農学園大学教授)
講演題:「日本は侵略国であったか ―田母神発言は戦争への道―」
主  催:憲法第9条を考える集い実行委員会(連絡先:石田011-383-1765 八重崎 011-384-0094)
資料代:300円 学生無料

<室蘭>
集会名:「2・11平和をねがう文化のつどい」(ピースジャンボリー)
日時:2月11日(水)11:00〜15:00 ステージ部門、10:00〜15:45 展示部門
会場:室蘭市市民会館
ステージ部門 第1部 みんなでつくるステージ(市民参加)/第2部 ゲスト出演(二胡の演奏)/第3部 ピース合唱団の出演/展示部門 絵画、写真、書、絵手紙、手工芸、文芸、体験コーナー(版画、絵手紙など)
参加協力券 一般 1,000円、学生 500円、中学生以下無料
主催:2・11平和をねがう文化のつどい実行委員会
<函館・キリスト者>
集会名:第27回函館・道南キリスト教者集会
日時:09年2月11日(水) 14:00〜16:00
会場:湯ノ川カトリック教会
講師:笹川紀勝さん(明治大学法学部教授)
テーマ(講演題):「キリス者の生きる時と天皇制 ―人権によって成り立つ国家を求めて―」
主催:信教の自由を守る函館キリスト者連絡会(ほかに日本基督教団々道南地区委員会も共催か)

<函館・市民>
集会名:2月11日を考える函館市民集会
日時:09年2月11日(水) 10:30〜12:00
会場:函館市サンリフレ大会議室
講師:佐藤博文さん
演題:いまこそ止めよう戦争への道 〜名古屋高裁違憲判決から学ぶ平和な未来へ〜
主催団体:函館平和運動フォーラム・安保破棄実行委員会・北教組函館支部・北教組渡島支部・高教組函館支部・私教組函館大谷高校・北海道大学教職員組合(水産学部)・北海道教育大学教職員組合(函館校)・全労連函労会議・JNC・日韓問題を考える函館市民会議・憲法会議(函館)歴史教育者協議会(函館)・函館平和委員会・シャロームの会(カトリック)・函館地区キリスト者平和の会(プロテスタント)・日本キリスト教団道南地区・函館トロイカ合唱団・民主教育を進める函館市民会議・新日本婦人の会函館支部・青年法律家協会   合計21団体

<札幌・共闘>
集会名:第32回紀元節復活反対2.11道民集会
日時:09年2月11日(水)10時〜12時
会場:札幌市共済ホール(札幌市中央区北4条西1丁目)
講演:徐(ソ) 勝(スン)さん(立命館大学コリア研究センター長、法学部教授)
講演題:「靖国と日本の東アジア支配」
主催:靖国神社国営化阻止道民連絡会議

<札幌・キリスト者>
集会名:信教の自由を守る2・11札幌集会
日時:09年2月11日(水) 13:30〜15:30
会場:日本キリスト教団札幌北光教会
講師:千葉保さん(日本キリスト教会旭川教会牧師、政教分離を守る北海道集会実行委員会事務局長)
演題:「政教分離と私たち」〜一人一人を大切にするために〜
主催:札幌キリスト教連合会 信教の自由を守る委員会
東北
集会名:信教の自由を守る集会
日時:2009年2月7日(土) 14:00〜15:30
会場:盛岡バプテスト教会
講師:山下誠也(仙台教会牧師 連合開拓伝道委員会委員長)
演題:「人間という存在の不安定さ」其の弐
主催:東北バプテスト連合宣教活動委員会
担当者:向井田洋(仙台教会)
報告:東北連合「信教の自由を守る集会」
 信教の自由を守ることの意味を学び、取り返すことのできない過去の誤りを胸に刻み、他者のために祈る集会が、2月7日、盛岡バプテスト教会(岩手県・大須賀真人牧師)で行われた。「2・11」当日は地域、地区での反対集会が行われることもありこの日の開催となった。
 この集会は東北地方連合宣教活動委員会が主催、昨年の小松ヶ丘伝道所の集会と同じテーマで仙台教会の山下誠也牧師(連合開拓伝道委員)が講師となり、1994年に起きたバプテスト連盟牧師による同化差別発言事件を通して、人権擁護に関しては国家、年齢、性別など一切の例外もなく守られなければならないことを学んだ。
 集会には10教会・伝道所から22名が参加した。山下誠也牧師は1946年元旦に発行された茶色に変色した毎日新聞を手に「新聞記事を読むと、この時期の日本は今よりもっと真剣に平和的な民主国家の建設を目指していたのではないか。経済問題で噴出している解雇問題や海外派兵など日本という国家が危うい方向へ進んでいる状況を無視できない」と今の政治状況を批判した。
 参加者のひとりは「山下先生のお話を聞きながら、ざまざまなことを思い起こしていました。このままでは風化しないと限りません。連盟内で起きたこの事例は大切な問いかけであり、問い直しを常にしていかなければいけないと思いました」と感想を述べていた。

集会名:2・11信教・思想・報道の自由を守る宮城県民集会
日時:2月11日(水)13:30(会場13:00)
会場:仙台市民会館 地階 展示室(仙台西公園隣り)
講師:中原道子さん(VAWW NET JAPAN共同代表、「女性・戦争・人権」学会代表、早稲田大学名誉教授)
演題:「女にとっての天皇制」
主催:靖国神社国家管理反対宮城県連絡会議
13:10から、苫米地サトロさん、みやぎ紫金草合唱団の歌がありますので、早めにお越し下さい。
*講演会後、デモ更新を行います。当日、受付にお申し出下さい。
*託児所を設けます。当日、受付にお申し出下さい。
*ホームページ http://www.ne.jp/asahi/grass/roots/211miyagi/

北関東
集会名:
日時:
会場:
講師:
演題:
主催:
東京
集会名:第43回 建国記念の日粉砕・靖国国営化阻止 2・11東京集会
日時:2月11日(水)14:00〜16:00
会場:日本教育会館8階会議室
講師:池田幹子さん(都立高校・教諭)
演題:教育現場の思想統制〜物言える唇と心を託せる手を〜
会場費:700円(高校生以下無料)
主催:2・11東京集会実行委員会 後援:日本キリスト教協議会(NCC)靖国神社問題委員会
報告:
 今年も東京神保町にある日本教育会館にて、2・11東京集会がもたれました。100名以上の参与があり、大変盛況でした。そのうち、バプテスト連盟加盟の教会からは、8教会の参集がありました。感謝。
 今年の主題は「教育現場の思想統制〜物言える唇と心を託せる手を〜」です。講師は、都立高校音楽教諭の池田幹子さんです。池田さんは、いま「もの言える自由裁判」の原告として、思想信条の自由・表現の自由という憲法に保障された権利を求めてたたかっています。
 2005年3月前任校卒業式に出席した際に、池田さんが同校元教諭として来賓紹介の場で一言餞の言葉を述べたことについて、その言動は「不適切」だとして2005年5月に東京都教育委員会が調査・「指導」・公表しました。これによる精神的苦痛に対する東京都への損害賠償請求を求め、2006年2月に提訴されたのが「もの言える自由裁判」です。実際に池田さんが発言した内容は、「おめでとうございます。色々な強制のもとであっても、自分で判断し、行動できる力を磨いていって下さい」というものです。
 2008年3月の東京地裁の判決は、原告側の敗訴でした。それも裁判所が被告東京都に肩入れするような理由による、請求棄却の判決でした。さらに控訴審。2・11集会の一週間後の2009年2月18日の東京高裁判決もまた、いわゆる「門前払い」・請求棄却の前面敗訴でした。
 教育現場での思想統制が行政権力によって推し進められています。またそれは「教育基本法改悪」を強行した立法権力によって推し進められています。議院内閣制を採るためにこの二権力が結びつきやすいことはある程度理解できますが、しかし地方分権が成り立っていないために、国から自治体へ上意下達になりやすいことを批判的に見なくてはいけません。また、上述二権力を特に強く牽制・監視すべき司法権力が、結局、「憲法の番人」として機能せず二権力を後押ししている現状は、立憲民主主義の危機です。
 日本国憲法を変えたい人たちは、「三権集中」を今も行使・悪用し、それをさらに強化しようとしている人たちであることを見抜く必要があります。何を考えても良い、何を言っても良いという自由こそ、立憲民主主義の核なのです。
 集会後のデモ行進に「憲法改悪反対!」の桃太郎旗を担いで参与しました。城倉啓
神奈川
<横須賀・三浦地区>
集会名:2.11平和を祈念する集会
日時:2009年2月11日(水)14:00-
会場:日本キリスト教会 横須賀教会(横須賀市深田台29)
講師:登家勝也氏(日本キリスト教会横浜長老教会牧師)
演題:キリスト教と憲法9条−なぜ平和に取り組むか−
主催:横須賀・三浦キリスト者9条の会
報告:

横須賀・三浦地区では、「キリスト教と憲法9条ーなぜ平和に取り組むかー」と題して、日本キリスト教会横浜長老教会の牧師、登家勝也氏を講師として迎え2.11平和を祈念する集会を行いました。
 登家先生はマタイ6:19−24とマルコ5:35−43をテキストとして、キリスト者の社会問題に対する闘いは、こぶしを天に向ける闘いではなく、「どうしてこうなってしまったのか」という胸を叩いて嘆くような闘いであると語られ、憲法9条を守る取り組みから始まり、ヤスクニ問題、裁判員制度、死刑や厳罰化に向かっている現状、また、横須賀という土地柄から原子力空母や、原子力行政の問題まで、幅広く語られました。そして、これらの運動はすべてに繋がりがあり、神の国のたとえを運動で示すことの重要性を語られました。さらに具体的な例としてガザにあるキリスト教団体が運営する病院の状況から、「キリスト教」に対する自己批判の姿勢を忘れないようにしなければならないと警告を発せられ、参加者にとって大きな課題が投げかけられました。
 当日は日本基督教団、同盟教団、在日大韓教会、単立系、そしてバプテスト連盟から
15教会、42名の参加者があり、横須賀・三浦のみならず、横浜、逗子、相模原からも参加者が与えられました。
(報告者 横須賀長沢キリスト教会 富田愛世

西関東
集会名:
日時:
会場:
講師:
演題:
主催:
中部
集会名:2.11「建国記念の日」反対第43回名古屋キリスト者集会
日時:2月11日(水・休日)午後1時〜4時
演題:「いのち」を生かす宗教、「いのち」殺す宗教
-現代におけるキリスト教の歴史参与の可能性-
主催:中部キリスト教靖国神社問題連絡会議

報告:
 名古屋地区の日本キリスト教団名古屋教会で行われてきた2.11名古屋キリスト者集会は、今回で43回目を数える集会となりました。
 今回の講師は、上村静氏(ユダヤ学・聖書学者)でした。別に聞くところによると、厳密な聖書釈義に基づいた上村氏の講演は、創世記における人間理解から始まって、福音書のイエスが目指したこと、後にパウロが展開した福音理解と宣教理念の葛藤などを指摘しながら、キリスト教の本質を解き明かしていくという内容でした。
 生物学的な生命とは別に語られるべき人間の本質的<いのち>。イエスが命がけで回復しようとされた人間の根源的<いのち>。その<いのち>を生かす宗教、<いのち>を殺す宗教の二面性を、残念ながら初代教会から今日までのキリスト教が保有していることに気がつかされる。そうした深い内省からあらためて出発すること、そこに私たちキリスト教会やキリスト者が歴史に参与していく道が開かれていくという内容のお話で、大変示唆に富んだものでした。最後の質疑の時間。上村氏の中で国家の役割はどう位置づけておられるのかという問いに対して、このように答えておられました。
 イスラエルの民はバビロン捕囚という悲惨の中から主(ヤーウェ)を知る独自の民(小さな民?!)として、主による再統合を指差す働きを持たされて、立ち上がらされてきた。日本人もあの敗戦で与えられた憲法九条によって世界でも類を見ない「軍隊」を持たない独自の民(女性的な民?!)として立ち上がらされてきた。平和をつくりだしていくヒント、私たちキリスト者が持つべき大切な視点はここにあるのではないかということ。[筆者要約] 
 国家の役割という一般論ではなく、私たちの役割というかたちで答えてくださいました。私たちの中でも整理できていなかった部分を整理してくださったようなお話に、とても励まされた一日でした。 (岐阜教会 野口哲哉)
関西
集会名:2.11信教の自由を守る日の集会
日時:2009年2月11日(水)10:30〜12:30
演題:「憲法20条が危ない!って?」
主催:関西地方教会連合社会委員会

報告:2.11 信教の自由を守る日の集会報告
 去る2月11日(水)に、関西地方教会連合社会委員会主催で、2.11信教の自由を守る日の集会が行われた。今回は、信教の自由に関し、同じ課題を担っておられる他宗教の方を講師としてお招きした。テーマは、『憲法20条が危ない!って?』。講師は山本浄邦氏(浄土真宗本願寺派僧侶、20条が危ない!緊急連絡会事務局長)をお招きした。
 はじめに、今の政治状況の中で、何故、憲法20条が問題となるのかを話された。山本氏が事務局長を務められる、憲法20条改悪を共通の課題とする、宗教・信条を超えた運動する個のネットワークを目指す「憲法20条が危ない!緊急連絡会」結成の経緯について話された。そこでは、憲法20条は、非戦平和(憲法9条)の問題と深い関わりがあり、宗教者だけではなく、すべての人に重要な人権の事柄として意義があるということを話された。
 次に、日本における宗教と政治の歴史の流れが話され、政治と宗教はいつの時代も密接に関係があり、特に近代の国家神道体制の成立期には、神道原理主義とも言うべきもので、国家を造ろうとした歴史が話された。
 かつて戦争へと導いた、宗教でない神道、国民道徳としての神道という論理が、再び現れてきており、国家に20条を守らせる、すなわち、自身が20条を獲得する運動として20条改悪反対運動への参加が呼びかけられた。(平野バプテスト教会 柴田良和
中国・四国
集会名:
日時:
会場:
講師:
演題:
主催:
北九州
集会名:2・11信教の自由を守る日集会
日時:2月11日(水)14:00〜16:00
会場:日本バプテストシオン山教会
講師:寺園喜基氏
演題:主告白に生きる−今日キリストを何というか−
主催:北九州地方連合社会・ヤスクニ委員会
報告:

 今年の北九州地方連合の「2・11信教の自由を守る日」集会は、テーマを「主告白に生きる」とし、信仰(告白)を振起する集会となるよう願って開催した。第一部の礼拝では、吉田真司牧師(別府国際教会)が「預言者的使命を果たすキリスト者として」と題して、ロマ書13章1〜7節から宣教された。吉田先生が牧会される別府国際教会の実情をふまえ、信教の自由のありかたを問い直された。また、礼拝の中で「平和に関する信仰的宣言【平和宣言】」を交読し、神との和解を願い、隣人との和解に向けての決意を新たにした。特別賛美として連合聖歌隊の賛美がなされた。第二部では、講師として寺園喜基先生(西南学院院長)を招き、「今日、キリスト者を何というか」と題して講演を行った。講演では、私たちの信仰は「神が問い、人間が答える」ものであり、信教の自由を守る戦いにしても同様、神への応答としてのものであることを強調された。さらにドイツの教会闘争における「バルメン宣言」を引用しながら、今日の私たちの信教の自由を守る取り組みについて示唆された。

今回も北九州の他教派の教会にも呼びかけ、多くの参加が得られた。集会参加は連合21教会・伝道所、他教派5教会あわせて144名。 (文責:杉野省治・富野教会)
福岡
集会名:2・11反ヤスクニ福岡集会
日時:2009/2/11 2時から4時
会場:
講師:講師:青野太潮
演題:思想・信条の自由と天皇制
主催:反ヤスクニ福岡連絡会
担当者:松藤一作(福岡地方連合社会委員長)
西九州
集会名:
日時:
会場:
講師:
演題:
主催: 
南九州
<熊本ブロック>
日時:2009年2月11日(水)午後2時〜4時
会場:東熊本教会
講師:くずめよし氏
演題:平和憲法に学ぶ
報告:東熊本教会において、「信教の自由を守る日」大牟田・熊本ブロック集会が開催されました。講師は、くずめよし先生(福岡国際教会員)です。日本国憲法第9条をTシャツにプリントし、それを、とりわけアジアの人々に配る働きをしておられます。2005年7月に英国で開催された世界バプテスト大会で100枚配ったのがその始まりだったそうです。以下、講演の内容を簡単に記します。
 「我が国は憲法9条のお蔭で、朝鮮動乱やベトナム戦争などの国際紛争に巻き込まれず、平和の内に発展を遂げることが出来た。国を守るのは、武器や軍隊ではない。第二次大戦後、どこにも軍隊を派遣することなく平和の内に経済発展を遂げたことで、日本は安全な国として信頼を獲得して来た。憲法9条は、世界に誇るべき我が国の宝であり、また、世界に与えることの出来る大きな希望である。
 昨年5月、東京・幕張メッセで9条世界会議が開かれ、『9条は、単に日本だけの法規ではない。それは、国際平和メカニズムとして機能し、世界の平和を保つために他の国々にも取り入れることが出来るものである。9条世界会議は、戦争の廃絶を目指して、9条を人類の共有財産として支持する国際運動を造り上げ、武力によらない平和を地球規模で呼びかける』という宣言を採択した。

 日本国憲法9条を世に知らしめ、世界中の国々の憲法に、同様の規定を設けさせるための活動が、展開され始めている。」
 講演を受け、国際社会がおのが宝として受け入れ始めている憲法9条を改悪されてしまわないよう、むしろ憲法は、国がこれを遵守するよう規定しているものであることを確認し、自分たちに出来る平和を造り出す働きに参画していきたいと思いました。

 写真は9条Tシャツで、裏には英語で記されています。カンパした人は、Tシャツを手に入れることが出来ます。問い合わせは、「9条Tシャツ係」のくずめよし先生(092・873・8657)へ。


<宮崎ブロック>
日時:2009年2月11日(水)午後2時〜4時
会場:高鍋伝道所
講師:寺澤征一氏(西原新生バプテスト教会牧師)
演題:「沖縄から見えてくるもの」
主催:南九州地方連合社会部