共働の風

聖書(みことば)が私たち人間に教えることの中心は「真剣に神を愛すること」と「自分を愛するように隣人を愛すること」です。そして、今日を生きるキリスト教会の人間教育のビジョンも、この二つの中心と結びついています。特に、「『主告白』を貫いて生きる人になる」ことと「神の国に向かって、違いを踏み越えて多くの人々と親しむことと」は、現代に求められている重要な人間像・人生像ではないでしょうか。

神を神とし、その他のあらゆるものに決して支配されたり翻弄されたりしない人になること。生命の創造主としての神の愛を、自己理解の根幹に置いて、自分自身を感謝して生きる人。また、人々が国境を越えて行き交いする今日、まさに神の国を国籍とするかのように、人を縛りつけている枠組みを踏み越えて、あらゆる人々と友人になり、祈りを共にし、神の国の訪れ(真の平和)のために奉仕するパートナーになっていけるような人になること。

こうした人間像・人生像に向かって生涯をかけた教育に携わっていくことに、私たちの教会教育のビジョンや使命があります。

(常務理事 吉髙叶)